プログラム

12月1日 (金) 1日目

■ 第1会場 (舞子Ⅰ・Ⅱ)

• 08:00~08:40 モーニングセミナー1
(共催:杏林製薬株式会社)
• 08:50~08:55 開会の辞
会 長:池内 浩基 先生 (兵庫医科大学 炎症性腸疾患外科)
• 08:55~09:00 理事長 挨拶
理事長:安藤 朗 先生 (滋賀医科大学医学部 消化器内科)
• 09:00~10:30 シンポジウム1:
         クローン病肛門病変に対する多職種連携治療
          (内科、外科、肛門科、メディカルスタッフの立場から)
司会:高橋 賢一 先生(東北労災病院 炎症性腸疾患センター)
   猿田 雅之 先生(東京慈恵会医科大学 内科学講座 消化器・肝臓内科)

司会の言葉
クローン病は、未だに根治治療が存在しないが、抗TNFα抗体などの生物学的製剤が登場してから治療成績は劇的に向上している。しかし一方で、わが国のクローン病の特徴として、肛門病変の合併率が欧米よりもずっと高く、複雑化した肛門病変により治療が難渋することも多く、クローン病の予後不良因子の1つとして扱われている。クローン病の診断時にはほとんどの症例で内視鏡検査が行われるので、内科医であっても遭遇することが多い病変であるが、適切に評価と治療方針を立てることは困難である。また外科医であっても、肛門科を専門としていなければ、必ずしも的確な対応ができているとは限らず、さらに、患者も肛門部の診察や治療に対する羞恥心から、主治医に正しく報告しないことも多いため、患者心理に配慮して看護師が適切に介入することが望まれるが、ほとんどの施設で実施できていないのが現状で、肛門病変に対する問題は山積している。
 そこで、本シンポジウムでは、クローン病の治療難渋因子かつ予後不良因子にも上げられている肛門病変に焦点をあて、その診断・評価・治療について各施設の取り組みや考え方を、内科・外科・肛門科の医師に限らず、是非メディカルスタッフからも発表して頂き、正しく多角的に理解するとともに適切な対応法を検討する場としたい。
• 10:40~12:10 パネルディスカッション1:
          小児IBD診療 (トランジション、レジストリ)
司会:渡辺 憲治 先生 (富山大学 炎症性腸疾患内科)
   清水 泰岳 先生 (国立成育医療研究センター 消化器科)

司会の言葉
世界的な小児IBD患者数の増加とともに、本邦でも小児IBD患者を診療する機会は増加してきており、小児IBD患者を診療する全国の施設が連携して日本人小児のエビデンスを創出していくこと、そして、診断、治療、トランジションを含め、成人診療科と綿密に連携していくことの重要性は益々増してきている。そのような中で、小児IBD患者の治療状況や臨床経過を明らかにするため、2012年から日本小児IBDレジストリが稼働した。レジストリには全国22施設が参加し、2020年まで、半年ごとの追跡調査が行われ、そのデータを用いて本邦小児期発症IBDの特徴や治療の実態、予後等に関する複数の検討が行われてきている。本パネルディスカッションでは、まず、小児IBD診療施設で実施されたレジストリ研究の構築とそれにより生まれた成果・課題等について検討した後、成人診療科と連携して取り組んでいる厚労省「難治性炎症性腸管障害に関する調査研究」班(久松班)における小児領域の診断基準・治療指針改訂の現状、更には、成人移行が困難な症例を中心としたトランジションの課題や対応について成人側からの視点も含めて議論し、本邦の小児IBD診療における多施設間の連携・成人診療施設との連携の更なる発展・深化を目指したい。
• 12:20~13:10 ランチョンセミナー1
(共催:田辺三菱製薬株式会社)
• 13:20~14:00 会長講演 : 炎症性腸疾患とともにあっという間の30年間でした
司会:安藤  朗 先生 (滋賀医科大学医学部 消化器内科)
講演:池内 浩基 先生 (兵庫医科大学 炎症性腸疾患外科)
• 14:00~14:40 理事長講演 : 35年間の炎症性腸疾患研究を振り返って
司会:池内 浩基 先生 (兵庫医科大学 炎症性腸疾患外科)
講演:安藤  朗 先生 (滋賀医科大学医学部 消化器内科)
• 14:50~15:30 アフタヌーンセミナー1
(共催:ギリアド・サイエンシズ株式会社/EAファーマ株式会社)
• 15:40~17:10 ワークショップ2:
          リアルワールドデータからみるCD新規・外科治療の位置づけ
司会:小金井 一隆 先生 (横浜市立市民病院 炎症性腸疾患科)
   馬場 重樹 先生  (滋賀医科大学医学部 看護学科基礎看護学講座)

司会の言葉
炎症性腸疾患の治療にパラダイムシフトをもたらした抗TNF-α抗体製剤が登場して20年が経過し、さらに新規治療薬が相次いで登場している。新規治療薬は臨床治験のデータは存在するが、リアルワールドにおける使用経験は未だ不十分でデータ蓄積が望まれている。現況で、治療の選択肢は増えたものの、どのような病態にどの治療薬を選択するかはより複雑化し不明確となっており、新規治療の登場は外科治療の適応やタイミングにも影響があると考えられる。本セッションでは腸管病変のみならず、肛門部病変、腸管外症状や術後の病態も含めたクローン病に対する新規治療の使用法やその位置づけと各種病態に対する外科治療の位置づけの現況について、リアルワールドデータからみた演題を幅広く募集したい。患者さんにベストな治療法を提供できるよう活発な議論を行いたいと考えており、多数の応募を期待している。
• 17:20~18:10 イブニングセミナー1
(共催:EAファーマ株式会社/キッセイ薬品工業株式会社)

■ 第2会場 (六甲)

• 08:00~08:40 モーニングセミナー2
(共催:東亜新薬株式会社/東亜薬品工業株式会社)
• 09:00~10:30 エキスパートと学ぶ若手のための症例検討
司会:渡谷 祐介 先生 (広島大学大学院医系科学研究科 外科学)
   横山 佳浩 先生 (札幌医科大学 医学部 消化器内科学講座)
演者:林  亮介 先生 (広島原爆障害対策協議会 健康管理・増進センター 精密健診科)
   安藤 勝祥 先生 (旭川医科大学病院 内科(消化器))
パネリスト:梅野 淳嗣 先生 (九州大学大学院 病態機能内科学)
      荻野 崇之 先生 (大阪大学大学院医学系研究科 消化器外科)
      筋野 智久 先生 (慶應義塾大学医学部 内視鏡センター)
司会の言葉
近年相次いで登場したIBD新規治療薬は、我々に治療選択肢の広がりだけでなく選択の難しさをもたらした。また、IBDの診療でしばしば遭遇する”絶対”や”確実”な解のない状況では、今ある最善のエビデンスを患者と共有し意思決定を下すshared decision makingの重要性が叫ばれている。本セッションでは,実際の症例検討を通じ、エキスパートの先生方のご意見を伺いつつ、患者とのコミュニケーションを含めた治療選択、意思決定の過程を辿りたい。若手の日常診療の一助となれば幸いである。
• 10:40~12:10 ワークショップ1:
          IBDの既存治療 (bio, JAK, 新薬以外)

司会:平岡 佐規子 先生 (岡山大学病院 炎症性腸疾患センター)
   芦塚 伸也 先生  (福岡大学医学部 消化器内科)

司会の言葉
2000年代前半に登場した抗TNFα抗体は炎症性腸疾患(IBD)の内科治療にパラダイムシフトを起こした。その後も様々な薬理機序(MOA)を有する生物学的製剤(Bio)やJAK阻害薬をはじめとした低分子化合物が多数上市され、重症例や難治例への選択肢は広がっている。しかし、IBD患者の大多数は軽症~中等症の症例であり、潰瘍性大腸炎では5-ASA製剤、クローン病では5-ASA製剤、栄養療法、ブデソニドなどが第一選択となる。それら治療で寛解導入困難な場合は経口ステロイドや血球成分除去療法などが選択され、ステロイド依存例へはチオプリン製剤が汎用される。IBDの長期経過や医療経済を考慮するとこれらの既存治療のポテンシャルを最大限発揮することが重要である。既存治療にはこれまでに蓄積された様々なエビデンスが存在し、実臨床での臨床経験は豊富にあるものの、5-ASA製剤不耐や各種薬剤の減量・休薬の是非、新規治療薬とチオプリン製剤併用の是非と有害事象への懸念、さらに高齢者、COVID-19パンデミックや妊娠・出産など特殊状況での治療戦略など解決すべき課題も少なくない。
本ワークショップでは、新規治療薬(Bio、JAK阻害薬を含む)以外の既存治療について、その有効性や最適化、安全性などをテーマとした演題を募集する。Bio/JAK時代における既存治療の新しいエビデンス創出の端緒となるような議論を期待したい。

• 12:20~13:10 ランチョンセミナー2
(共催:アッヴィ合同会社)
• 14:50~15:30 アフタヌーンセミナー2
(共催:セルトリン・ヘルスケア・ジャパン株式会社)
• 15:40~17:10 ワークショップ3:
          基礎研究と臨床研究の将来展望
司会:大北 喜基 先生 (三重大学大学院医学系研究科 消化管・小児外科)
   本澤 有介 先生 (関西医科大学 内科学第三講座)

司会の言葉
炎症性腸疾患(IBD)診療においては近年の各種治療薬の登場により治療可能な症例が増加している。これら治療薬の進歩については基礎研究に基づくIBDの病態解明や様々な臨床研究の成果に由来するものであると考えられる。しかしながら、IBDの病態については不明な点が多く、日々の臨床における様々なクリニカルクエスチョンについても多くの解決すべき課題が存在する。基礎研究ではIBD臨床検体におけるオルガノイド、シングルセル解析など国内から世界へ発信される成果とともにIBDモデルマウスを用いた新たな創薬の可能性について多くの報告がなされている。臨床研究においてもAIを用いた内視鏡検査やバイオマーカー研究など国内から世界へ発信された報告も数多く存在する。また、JSIBDでは新しい試みとして2015年より質の高い臨床研究を実行する上で次世代の研究者を育成・サポートするための企画「IBD臨床研究てらこ屋」が開始されている。本セッションではIBD診療における基礎研究と臨床研究についての成果について幅広く演題を募集し、今後のIBD診療における将来展望について活発な議論をしたい。
• 17:20~18:10 イブニングセミナー2
(共催:日本化薬株式会社)

■ 第3会場(あじさいホール)

•09:00~09:30 一般演題1 (口頭発表)
座長:細見 周平 先生 (大阪公立大学大学院医学研究科 消化器内科学)
   大森 鉄平 先生 (東京女子医科大学 消化器内科)
•09:30~10:00 一般演題2 (口頭発表)
座長:大井  充 先生 (神戸大学大学院医学研究科 内科学講座消化器内科学分野)
   三上 洋平 先生 (慶應義塾大学医学部 消化器内科)
•10:00~10:30 一般演題3 (口頭発表)
座長:竹内 健 先生 (辻仲病院柏の葉 消化器内科・IBDセンター)
   三好 潤 先生 (杏林大学医学部 消化器内科学)
•10:40~11:10 一般演題4 (口頭発表)
座長:酒匂 美奈子 先生 (JCHO東京山手メディカルセンター 炎症性腸疾患内科)
   遠藤 克哉 先生  (東北医科薬科大学 消化器内科)
•11:10~11:40 一般演題5 (口頭発表)
座長:大宮 直木 先生 (藤田医科大学医学部 先端光学診療学)
   柿本 一城 先生 (大阪医科薬科大学 第二内科)
•11:40~12:10 一般演題6 (口頭発表)
座長:宮嵜 孝子 先生 (大阪医科薬科大学 第二内科)
   髙津 典孝 先生 (福岡大学筑紫病院 炎症性腸疾患センター)
•15:40~16:10 一般演題7 (口頭発表)
座長:上小鶴 孝二 先生 (兵庫医科大学 消化器内科学講座)
   橋本 真一 先生  (山口大学医学部附属病院 光学医療診療部)
•16:10~16:46 一般演題8 (口頭発表)
座長:吉田 篤史 先生 (大船中央病院 消化器・IBDセンター)
   有光 晶子 先生 (医療法人錦秀会 インフュージョンクリニック)

■ 第4会場(舞子Ⅲ)

•09:00~09:30 一般演題9 (口頭発表)
座長:虻川 大樹 先生 (宮城県立こども病院 総合診療科・消化器科)
   南部 隆亮 先生 (埼玉県立小児医療センター 消化器・肝臓科)
•09:30~10:00 一般演題10 (口頭発表)
座長:吉江 智郎 先生  (北播磨総合医療センター 消化器内科)
   小島 健太郎 先生 (岐阜大学医学部附属病院 第一内科)
•10:00~10:30 一般演題11 (口頭発表)
座長:北村 和哉 先生 (市立砺波総合病院 消化器内科)
   本澤 有介 先生 (関西医科大学 内科学第三講座)
•10:40~11:10 一般演題12 (口頭発表)
座長:中村 美咲 先生 (三重大学医学部附属病院 光学医療診療部)
   平田 有基 先生 (大阪医科薬科大学 内科学Ⅱ)
•11:10~11:40 一般演題13 (口頭発表)
座長:梁井 俊一 先生  (岩手医科大学 内科学講座 消化器内科分野)
   秋山 慎太郎 先生 (筑波大学 医学医療系 消化器内科)
•11:40~12:10 一般演題14 (口頭発表)
座長:荻野 崇之 先生 (大阪大学大学院医学系研究科 消化器外科/炎症腸疾患治療学)
   品川 貴秀 先生 (東京大学 腫瘍外科)
•15:40~16:10 一般演題15 (口頭発表)
座長:横山  薫 先生  (北里大学医学部 消化器内科学)
   阪上 佳誉子 さん (錦秀会 インフュージョンクリニック)
•16:10~16:40 一般演題16 (口頭発表)
座長:星 奈美子 先生 (神戸大学医学部附属病院 消化器内科)
   山本 修司 先生 (京都大学医学部附属病院 消化器内科)

12月2日 (土) 2日目

■ 第1会場 (舞子Ⅰ・Ⅱ)

• 08:00~08:40 モーニングセミナー3
(共催:ファイザー株式会社)  
• 08:50~10:20 シンポジウム2:
          colitis-associated cancerに対する内科外科治療の現状と問題点
          (内視鏡治療の適応と限界、外科治療での問題点)
司会:石原 聡一郎 先生 (東京大学 腫瘍外科)
   髙林  馨 先生  (慶應義塾大学医学部 内視鏡センター)

司会の言葉
炎症性腸疾患の長期経過例には発癌(colitis-associated cancer:CAC)のリスクがあり、サーベイランスによってより早期の段階で診断し、治療を行うことが重要である。潰瘍性大腸炎の場合にはサーベイランスのgold standardは大腸内視鏡検査および生検の病理学的検索であるが、サーベイランスを経ても進行癌で発見されることが少なくない。一方でクローン病の場合は、本邦においては直腸と肛門が癌の好発部位であるが、有効なサーベイランスプログラムは確立されているとは言い難い。CACの治療は外科手術が基本となり、近年は低侵襲手術も広まりつつある。しかしながら進行癌の予後は散発生大腸癌と比べて不良であり、治療成績の向上が課題である。一方で近年は内視鏡診断および治療の進歩により、早期病変に対して内視鏡治療が行われるようになったが、診断法や治療法の選択、治療適応の基準や成績、サーベイランス期間などに関しては十分明らかではないのが現状である。本シンポジウムでは、CACの診断と治療における適応と限界、問題点などについて内科と外科の立場からご発表をお願いしたい。
• 10:30~11:15 スポンサードセッション1
(共催:ミヤリサン製薬株式会社)
• 11:20~12:10 JSIBD専門医制度について
司会:安藤  朗 先生 (滋賀医科大学医学部 消化器内科)
   久松 理一 先生 (杏林大学医学部 消化器内科学)
専門医システム委員長:土屋 輝一郎 先生 (筑波大学 医学医療系 消化器内科)
• 12:20~13:10 ランチョンセミナー3
(共催:武田薬品工業株式会社)
• 13:20~14:50 パネルディスカッション2:
         MSセッション【職種間連携で取り組む患者支援】
司会:南部 隆亮 先生  (埼玉県立小児医療センター 消化器・肝臓科)
   八木澤 啓司 さん (医療法人徳洲会 札幌東徳洲会病院 薬剤部)
   蛯澤 直美 さん  (札幌医科大学附属病院 看護部 消化器内科病棟)
特別発言:日比 紀文 先生 (北里大学北里研究所病院 炎症性腸疾患先進治療センター)

司会の言葉
炎症性腸疾患(IBD)は、長期にわたり再燃・寛解を繰り返すため、患者の生活や心理面に大きな影響を及ぼす疾患である。そのためIBD診療には、内科的治療・外科的治療のみならず様々なシーンで“患者支援”が求められる。従来の服薬指導や栄養指導などの患者教育、心理面のサポート、さらに近年では両立支援(就労支援)、移行期支援(トランジション医療)などが代表的である。
これら“患者支援”は、看護師・薬剤師・管理栄養士・医療ソーシャルワーカーといったそれぞれの専門性を生かした“職種間連携”によって行われることで、さらに質が高まり、患者QOLの向上につながると考えられる。
本セッションでは、“職種間連携で取り組まれている患者支援”を募集する。チーム医療に限らず、例えば“医師と医療ソーシャルワーカー2職種における職種間連携による取り組み”などのように“1つの線”によって生み出される患者支援の取り組みや “職種間連携によってより質の高い医療を提供できた症例報告”も歓迎する。
自施設での取り組み・工夫を共有することで、本邦におけるIBD診療がさらに発展することを目標とし、多数の演題の応募を期待する。
• 15:00~15:40 アフタヌーンセミナー3
(共催:ヤンセンファーマ株式会社/田辺三菱製薬株式会社)
•15:50~17:20 パネルディスカッション3:
         リアルワールドデータからみるUC新旧分子標的治療・
         外科治療の位置づけ
司会:内野  基 先生 (兵庫医科大学 消化器外科学講座)
   櫻庭 裕丈 先生 (弘前大学大学院医学系研究科 消化器血液内科学講座)

司会の言葉
近年、潰瘍性大腸炎に対する薬物治療の進歩は目覚ましい。治療選択が増え、寛解導入、維持に貢献していると予測される。しかしその治療効果、成績はまだ十分な検討、比較がなされておらず、選択すべき薬剤についても明確な指標がない。本セッションでは各施設のリアルデータをもとに、新規治療薬の登場により既存治療の選択に変化はあるのか、どのように治療選択を行うべきか、治療薬ごとの適応、非適応の基準は何か、高齢者、小児などのスペシャルシチュエーションにおける薬剤及び手術選択など今後の実臨床に参考となる成績を共有していただき、治療に対する考え方の均てん化を図りたい。また、治療薬の進歩により外科手術回避に貢献しているのか、術前治療の周術期への影響、手術適応・術式選択の変化、癌化の問題、術後潰瘍性大腸炎関連病変の違いや治療法の変化など外科ならではの問題も提示いただきながら、内科、外科双方で治療戦術に対する情報を共有したい。
• 17:20~17:50 表彰式・閉会の辞
表彰式 (優秀賞/プレナリー、研究助成獲得者)
 
閉会の辞
次回会長:金井 隆典 (慶應義塾大学医学部 内科学(消化器))

■ 第2会場 (六甲)

• 08:00~08:40 モーニングセミナー4
(共催:ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社)
• 08:50~10:20 ワークショップ4: IBD診療の病病、病診連携+多職種連携
          (基幹病院、関連病院、診療所の連携)
司会:水島 恒和 先生 (大阪警察病院 消化器外科)
   松浦  稔 先生 (杏林大学医学部 消化器内科学)

司会の言葉
IBD患者数の増加や治療法の多様化に伴い,一つの施設だけで患者さんの診療すべてを網羅することが難しくなっています。また,IBD患者さんの抱える問題や不安は疾患活動性のみに留まらず,食事などの日常生活や様々なライフイベントといった社会生活にかかわるものなど多岐にわたります。患者さんにより良いIBD診療を提供するために,今後ますます重要になってくるのが医療施設あるいは多職種による連携(病病・病診連携,多職種連携)です。本ワークショップではこれらの連携をすでに構築して実施している施設の成果や工夫,これから進めて行こうとしている施設における課題や問題点などについてご発表頂き,今後目指すべき連携のあり方を議論したいと考えています。様々なご施設からのご演題を広くお待ちしています。
• 10:30~11:15 スポンサードセッション2
(共催:アッヴィ合同会社)
• 12:20~13:10 ランチョンセミナー4
(共催:持田製薬株式会社)
• 13:20~14:30 プレナリーセッション
座長:新﨑 信一郎 先生 (兵庫医科大学 消化器内科学)
   角田 洋一 先生  (東北大学大学院医学系研究科 消化器病態学分野)
• 14:35~14:50 日本炎症性腸疾患学会(JSIBD)派遣医師参加報告
座長:長沼 誠 先生 (関西医科大学 内科学第三講座)
• 15:00~15:40 アフタヌーンセミナー4
(共催:アッヴィ合同会社)

■ 第3会場(あじさいホール)

• 08:50~09:20 一般演題17 (口頭発表)
座長:小林 清典 先生 (北里大学医学部 新世紀医療開発センター)
   桂田 武彦 先生 (北海道大学病院 消化器内科)
• 09:20~09:50 一般演題18 (口頭発表)
座長:加藤 真吾 先生 (埼玉医科大学総合医療センター 消化器・肝臓内科)
   長堀 正和 先生 (東京医科歯科大学病院 臨床試験管理センター)
• 09:50~10:26 一般演題19 (口頭発表)
座長:穂苅 量太 先生(防衛医科大学校 内科学講座(消化器))
   加藤 順 先生 (千葉大学大学院医学研究院 消化器内科)
• 13:20~13:50 一般演題20 (口頭発表)
座長:前本 篤男 先生 (札幌東徳洲会病院 IBDセンター)
   横山 陽子 先生 (兵庫医科大学病院 消化器内科学講座)
• 13:50~14:20 一般演題21 (口頭発表)
座長:藤谷 幹浩 先生  (旭川医科大学 内科学講座 消化器内科学分野)
   山本 章二朗 先生 (宮崎大学医学部附属病院 消化器内科)
• 14:20~14:56 一般演題22 (口頭発表)
座長:本谷  聡 先生 (札幌厚生病院 IBDセンター)
   飯島 英樹 先生 (大阪警察病院 消化器内科)

■ 第4会場(舞子Ⅲ)

• 08:50~09:20 一般演題23 (口頭発表)
座長:岡本 隆一 先生 (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 消化器病態学)
   松本 啓志 先生 (川崎医科大学 消化器内科学)
• 09:20~09:50 一般演題24 (口頭発表)
座長:松本 主之 先生 (岩手医科大学 内科学講座 消化器内科分野)
   大塚 和朗 先生 (東京医科歯科大学病院 光学医療診療部)
• 09:50~10:26 一般演題25 (口頭発表)
座長:板橋 道朗 先生 (東京女子医科大学 炎症性腸疾患外科)
   衣笠 哲史 先生 (福岡みつき病院 外科)
• 13:20~13:50 一般演題26 (口頭発表)
座長:渡辺 和宏 先生 (東北大学病院 総合外科)
   渡谷 祐介 先生 (広島大学大学院医系科学研究科 外科学)
• 13:50~14:20 一般演題27 (口頭発表)
座長:清水 俊明 先生 (順天堂大学医学部 小児科)
   新井 勝大 先生 (国立成育医療研究センター 消化器科/小児IBDセンター)
• 14:20~14:50 一般演題28 (口頭発表)
座長:佐々木 誠 先生 (愛知医科大学 消化管内科)
   田中 浩紀 先生 (札幌IBDクリニック)
 

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